
はじめに
冬キャンプの最大の敵、「寒さ」。 電源サイトでホットカーペットも良いけれど、やはり石油ストーブの「炎の揺らぎ」と「圧倒的な熱量」には代えがたい魅力があります。
今回は、数ある石油ストーブの中から「PASECO(パセコ) JKH-1S(グレー)」を購入したので、徹底レビューします。 旧モデルからの変更点や、ライバル機と比較して「なぜこれを選んだのか」を率直にお伝えします。
結論から言うと、2026年1月現在、コスパ最強の座はこの「PASECO(パセコ) JKH-1S」モデルで決まりです。
PASECO(パセコ) JKH-1S とは?
韓国のアウトドアメーカーPASECOが放つ、大人気対流形ストーブの最新モデルです。 私が購入したのは「JKH-1S」という型番で、以前のモデルから「高さが低くなり積載性が向上」「耐震装置が自動復帰になった」という進化を遂げています。
基本スペック (JKH-1S)
- 出力: 3.0 kW
- タンク容量: 5.3 L
- 燃焼時間: 約18時間
- サイズ: Φ325 x 441 mm(コンパクト仕様)
- 価格: 19,800円(税込)前後
購入の決め手:アルパカ TS-77NC との比較
購入時、最後まで迷ったのが、同じくコンパクトさが売りの**「アルパカストーブ TS-77NC」**でした。 どちらも人気機種ですが、スペックとコストを比較表にまとめて検討しました。
| 項目 | PASECO (JKH-1S) | アルパカ (TS-77NC) |
|---|---|---|
| 価格 | 約2.0万円 | 約2.5万円〜 |
| 発熱量 | 3.0 kW | 3.0 kW |
| タンク容量 | 5.3 L | 3.7 L |
| 燃焼時間 | 約 18 時間 | 約 10 時間 |
選定理由: ハイスペックなのに「約5000円安い」。給油ストレスからの解放
最終的な決め手は、「燃焼時間が圧倒的に長いのに、価格はパセコの方が安い」という点でした。
■「無給油」の実戦スケジュール
実際に1泊2日のキャンプで使用しましたが、この「18時間」の恩恵は絶大でした。 チェックイン直後から撤収ギリギリまで、給油タンクに一度も触れることなく過ごせました。
一番寒い朝に「灯油切れで寒い思いをしながら給油作業をする」……そんな苦行から解放されるだけで、PASECOを選ぶ価値は十分にありました。
実機レビュー:実際の暖かさと使用感
点火のスムーズさ(動画あり)
ツマミを回して着火するだけ。わずか2秒で炎が広がります。
暖房能力:テント内はどうなる?
外気温 -3℃ で使用しましたが、3.0kWのパワーは凄まじいです。 点火してすぐに暖かさを感じ、ベンチレーションを開けていてもテント内は快適そのもの。

デザイン:新色グレーが良い
私が選んだのは**グレー(Grey)**です。 ブラックほど重すぎず、サンドカラーほど野暮ったくない、絶妙なインダストリアル感があります。

天板での調理(旧型からの改善点)
JKH-1Sは高さが低くなったおかげで、天板と炎の距離が近く、火力がダイレクトに伝わります。 私はヤカンを天板に直置きして使いましたが、驚くほどすぐにお湯が沸きました。コーヒーを飲む程度ならこれで十分です。

気になった点(デメリットと対策)
給油口が少し小さい
これは仕様上仕方ないですが、一般的な電動ポンプは入りにくいです。 私はホームズで購入した、手動細口のノズルを使用しています。

収納ケースは別売り…だけど「純正」が最高だった
本体が安い分、ケースは付属していませんが、私は迷わず「PASECO純正ケース」を追加購入しました。
実際に使ってみて、これは「絶対にセットで買うべき」だと確信しました。
- フィット感: さすが純正、シンデレラフィットです。運搬中にガチャガチャ動くストレスがゼロです。
- デザイン: ストーブ本体と同じロゴとカラーリングで統一感があり、サイトに置いてもギアとしてカッコいい。


代用品を探す手間を考えるなら、最初から純正で揃えてしまうのが正解でした。
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まとめ:JKH-1Sは買いか?
こんな人におすすめ:
- 冬キャンプを始めたいが、初期費用を抑えたい人。
- アルパカと迷っているが、コスパを優先したい人。
- 「ブランド」よりも「スペック(火力・持続時間)」を重視する人。
浮いた予算で一酸化炭素チェッカーやストーブファンを買うのが、賢い投資です。
※2026年1月現在、エルブレスにはまだ在庫がありましたが、シーズン真っ只中なので早めの確保をおすすめします。
※安全上の注意: テント内での火気使用は一酸化炭素中毒のリスクがあります。必ずベンチレーションを開け、一酸化炭素チェッカーを併用するなど、自己責任で十分な換気を行ってください。


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